【中学地理/一問一答】九州地方の重要語句を確認！

九州中央部に150kmの長さで続く険しい山地。最高峰は大分、宮崎県境にある祖母山の1756m。

カルデラ内に噴出した中岳などの中央火口丘と、元の山体の外輪山で複式火山を形成しています。

九州一長い川で長さ143km。有明海に流れ込みます。

福岡県南部から佐賀県東部にかけて広がり、有明海の干拓地も含まれます。米の産地として有名。

鹿児島県を中心に宮崎県にかけて広がり、火山灰や軽石などが厚く堆積。水が浸透しやすく水田には向かないため、畑が多くなっています。

降水量が非常に多く、島の90％を占める森林の多くが国有林で、屋久スギの原生林が有名。

大分県の久住山の近くにある、八丁原（はっちょうばる）地熱発電所で実用化されています。

宮崎県はキュウリの生産が日本一ですが、温暖な宮崎平野では、本来夏が旬のキュウリを冬～春に栽培しています。

筑紫平野では夏に米を栽培した後に、同じ場所で冬に小麦や大麦を栽培しています。

特に、豚とブロイラー（肉用の鶏）の飼育頭数は、鹿児島県が第1位で、宮崎県が第2位。

1901年（明治34年）操業を開始した官営の製鉄所で、筑豊炭田の石炭と中国から輸入する鉄鉱石を利用して製鉄を行いました。

かつては日本の四大工業地帯の一つでしたが、鉄鋼業の停滞により地位が大きく低下しました。

熊本空港の近くなど、九州各県にIC工場が分布しており、九州はシリコンアイランドと呼ばれています。

工場廃液が水俣湾に流れ込み、魚介類を介して発生した水俣病は四大公害の一つ。