【中学歴史】本居宣長のまとめ!古事記伝の研究とはどんなこと?

本居宣長は古事記伝の研究で知られる人物だ。

でも、古事記伝ってなに?

本居宣長ってどんな人?

って疑問に思っている人も多いだろう。

この記事では本居宣長の人物像や古事記伝について詳しく解説していくよ。

まずざっくりまとめるとこんな感じだ。

引用:wikipedia

本居宣長(1730~1801)

  • 江戸時代の国学者・医師
  • 「古事記伝」を執筆
  • 「もののあはれ」の研究

なんと本業は医者だった!~読書大好きな商売人の息子~

これは驚く人多いと思うんだけど、本居宣長の本業は医者なんだ。

なのに、「古事記」の研究ってどういうこと?

って思うだろう。

 

本居宣長は、伊勢国(現在の三重県)のお金もちの商人の息子として生まれたんだ。

幼いころから読書大好き学問大好きで、あまり家業には興味がなく…。

江戸に見習いに行くと仕事中に読書をしてしまい、

18歳の頃、商家の娘と結婚すると商売そっちのけ

和歌の習い事を始めてしまい3年で離婚。

自他ともに認める商売不向きな性格だったんだ。

 

でも家業を継いだ兄が死んでしまい、そうもいってられなくなった。

仕方なく家業を継ぐも、やっぱりどうしても身に入らない。

そこで宣長は母と相談し、家業をたたんで京に医学と儒学を学びに行くことに。

医者になったら食い扶持には困らないからね。

お母さんも医者になるなら…で許してくれたようだ。

 

あこがれの京に行って医者になるための勉強を始めるが、やっぱり他の学問も気になっちゃう宣長。

特にお気に入りが日本古来の古典。

どんどんのめりこみ、知識をつけていきます。

でも、医者になることも忘れておらず、医学を修め故郷に帰り町医者(内科・小児科専門)として働き始めたんだ。

けっこう腕利きの医者として評判だったみたい。

根っからの学問好きは健在で、昼は町医者として働き、

夜は古典の勉強に励み、やがて国学者だった賀茂真淵という人に弟子入りした。

 

そして、それまであまり世間に注目されていなかった「古事記」の研究を始めます。

それから35年の年月をかけ、「古事記伝」を完成させたんだ。

 

宣長は古事記伝だけでなく、多数の研究書を書いているんだ。

また、宣長の教えを得るために164人もの門人が集まったという。

そして宣長は古事記伝を書き上げた3年後、71歳で亡くなりました。

「古事記伝」とは?~「やまとごころ」と日本人の心~

古事記伝とは、奈良時代に編纂された日本の成り立ちから推古天皇までの日本神話を記した「古事記」をわかりやすく書き直した本だ。

古事記は漢字を使って当て字で書かれており、読むのは一苦労。

そこで宣長は時代に合うように翻訳したんだ。

当時はコピー機なんてないから、書物は手書きで何冊も写されている。

これを写本というんだけど、長い年月も経っているし写す人によってさらにちょっとずつ使われている言葉が変わっているんだ。

宣長は何冊もの写本を見比べて正確に丁寧に翻訳していったんだ。

この作業だけでも結構時間がかかるんだよ。

 

それに古事記が書かれた時の風習と江戸時代じゃだいぶ変化があるからね。

その時代の背景や習慣などについても調べなくちゃならないんだ。

でも、宣長は地道に研究を行い、翻訳だけでなく自分なりの注釈をつけてかなりわかりやすい注釈書を書き上げたんだ。

全44巻ある。

 

宣長は古事記伝を「心力を尽くして書いた」と語っている。

どれほど思い入れがあるかわかるよね。

また宣長は古事記の研究を通して日本人が昔から持っている考え方を「やまとごころ」と呼んだんだ。

このやまとごころは仏教や外国から影響を受けていない日本人本来の心だと考えていたんだよ。

宣長は国学者だからね。

その考え方の根本には、大陸から来た仏教や儒学よりも国学を重んじるべきではないか?というものがあったんだ。

また、この古事記伝は現在でも、古事記を読むときの重要な注釈書として重宝されているんだよ。

もののあはれの発見~「源氏物語」の研究~

本居宣長は、平安時代の物語として名高い「源氏物語」の研究も行っていたんだ。

この「もののあはれ」とは宣長が源氏物語の研究中に発見した考え方だ。

「もののあはれ」=折に触れ、目に見、耳に聞く物事からしみじみとした情趣や無常観的な哀愁のこと。

ちょっと難しいけど、平安時代の書物で多くみられる日本人特有の「しみじみ」という感情のことだ。

この考え方の才たるものが、「源氏物語」であると考え、当時の日本人にもっと大切にしてほしいと思ったわけだ。

 

当時は、大陸から来た儒教や仏教が主流だったからね。

国学者だった宣長は、ますます儒教はいらないと考えるようになったってわけだ。

この「もののあはれ」についての宣長の考え方は、宣長の書いた和歌の書物などからも読み取れるよ。

まとめ!

以上、本居宣長についてまとめました。大事なキーワードを下にまとめておきましょう。

  • 「古事記」や「源氏物語」を研究した国学者。(本業は医者)
  • 「古事記伝」という古事記の注釈書を書く
  • 「もののあはれ」という日本人古来の考え方・感じ方を提言する

 

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