【中学公民】日本国憲法の改正手続きの手順とは?わかりやすく解説していくぞ!

みなさんは、日本国憲法の改正の話を聞いたことがありますか?

憲法の改正ってどうやるの?

どういう手順で改正の手続きが進んでいくの?

憲法改正は行われたことはあるの?

今回は、日本国憲法の改正について詳しく解説していきます!

誰が憲法改正するの??

社会の変化に合わせて憲法を改正する必要が生じることがあります。

それは、憲法が国の政治のあり方の基本を定めているからです。

 

時代は流れ、国のあり方も日々変化していくわけです。

そんな中、国のルールである憲法も変化させる必要があるかもしれません。

そんなとき!

じゃぁ、誰が国のルールである憲法を変えるの??

っていう問題になるね。

 

そこは、国民主権の原則に基づき

国民が憲法改正に直接参加できるんだ。

 

つまり、憲法改正を決めるのはわたしたち国民なんだ!

ってことだ。

憲法改正手続きの手順

憲法改正はどのように進んでいくのかな?

憲法改正の流れをみていこう。

 

まずは、日本国憲法をみてみましょう。

憲法改正については第96条で定められています。

第96条

① この憲法の改正は、各議院(※1)の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議(※2)し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。

② 憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。

※1 各議院:衆議院と参議院

※2 発議:最初に議論の案を出す

ここに書かれていることを詳しく説明していくよ!

手続きの流れをしっかりつかもう。

①憲法改正案を国会に提出

衆議院議員100人以上、参議院議員50人以上の賛成が必要

国会に憲法審査会が設置され、憲法に関する調査や改正案の審査を行う

②憲法改正案の採決

衆議院と参議院それぞれの総議員の3分の2以上の賛成が必要

3分の2未満の賛成ならば廃案

 

③憲法改正の発議

国民に「憲法を改正したい」ということを広く伝える

 

④国民投票

過半数の賛成で憲法改正案が成立、反対が過半数となったときは廃案

 

⑤天皇が国民の名において公布

国民主権に基づき、憲法改正の権力の主体は国民にある

 

憲法改正は、法律の改正よりも厳格な手順で進んでいきます。

憲法は日本の法律のトップだから、改正には慎重な判断が必要なんだね。

スポンサーリンク

国民投票

では、国民投票はどのように行われるのかな?

国民投票は、2007年にできた「国民投票法」で具体的な手順を定めたんだ。

国民投票法をみてみましょう。

第1条

この法律は、日本国憲法第96条に定める日本国憲法の改正(以下「憲法改正」という。)について、国民の承認に係る投票(以下「国民投票」という。)に関する手続を定めるとともに、あわせて憲法改正の発議に係る手続の整備を行うものとする。

第3条

日本国民で年齢満18年以上の者は、国民投票の投票権を有する。

国民投票法が成立したことで、憲法改正の手続きが明確になりました。

国民投票は18歳以上の男女に投票権が与えられています。

多くの人を巻きこみ、多くの賛成によって憲法の改正は実現していくんだね!

憲法改正の議論

日本国憲法は1946年に公布されました。

だけど、一度も改正されたことがない!

その理由の一つは、憲法改正の手続きのハードルが高いからだ。

手順で説明したように、憲法改正はふつうの法律に比べて厳しいんだ。

だから、日本国憲法は一度も改正されなかったんだね。

 

では、他の国では憲法改正は行っているのかな?

第二次世界大戦後の1945年から2016年までの間をみてみると下のようになります。

改正回数
アメリカ 6回
フランス 27回
ドイツ 60回
イタリア 15回
中国 9回
韓国 9回
日本 0回

表からわかるように、他の国では憲法改正を何回もやっているんだね!

でも、日本は一度もない。

 

最近では、日本でも憲法改正の議論がされています。

憲法のどの部分がどのように議論されているのかな?

論点 内容
安全保障 第9条の解釈の変更

・集団的自衛権をどのように扱うか

・徴兵制の禁止を明記するか

人権 第9条以外

・新しい人権を明記するか

・外国人の権利をどこまで保障するか

日本国憲法は、わたしたちの生活に深く関わりのあるものです。

どのように改正すべきか、どのような内容を維持すべきか、さまざまな意見があります。

だから、憲法改正には慎重な議論が必要なんだ。

憲法改正では国民投票が行われるかから、関心をもっていきましょう!

まとめ

日本国憲法の改正手続きの手順は理解できましたか?

これがわかってくると、ニュースも少しずつわかるようになってくるよ。

改正の流れをしっかりつかんでいきましょう!

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です