【中学公民】新しい人権とは何??環境権や知る権利など要点まとめ!

18世紀・19世紀に自由権が確立したあと、20世紀に社会権が生まれました。

そして、情報化などの社会の変化に合わせて、新しい人権が主張されるようになりました。

 

今回の記事では、この「新しい人権」について詳しく解説していきます。

新しい人権にはどのようなものがあるんだろう?

テストにも出題されやいポイントなので、しっかりと理解を深めていきましょう(^^)

 

新しい人権について学習するためには

まず、基本的人権についての理解が大切です。

【中学公民】基本的人権、5つの種類とは何??

予備知識として、こちらの記事もご参考ください。

新しい人権の種類

新しい人権にはどのようなものがあるのかな?

それは、「環境権」、「知る権利」、「プライバシーの権利」、「自己決定権」の4つです。

それぞれの権利について詳しくみていきましょう。

環境権

環境権は、人間らしい生活環境を求める権利のことです。

 

日本は、1950年代の後半からに高度経済成長期があって、人々の生活が豊かになりました。

このとき、自然破壊や公害問題、大気汚染や水質汚染といった問題が広がったんだ。

これをきっかけに、人間の生命や健康を守る動きが広がって、環境権が主張されるようになったんだ。

 

環境権を実現するためには、国が積極的に環境問題に取り組む必要があります。

環境基本法では、「環境にやさしい」社会をつくるための役割を定めました。

大規模な工事を行うときは、事前に環境への影響を調査する「環境アセスメント」を行っているよ。

 

環境権には次のようなものがあります。

①日照権

日照権は、高層建築物の上の部分を斜面にして、日当たりを確保する権利です。

自分の家の目の前に高いビルが建ったらどうなるかな?

太陽の光が当たらなくなっちゃうよね。

だから、ビルの高さや幅を制限して、日照権を確保しているんだ。

 

②嫌煙権

嫌煙権は、タバコの煙から人の健康を守る権利です。

タバコの煙は人の健康を害するおそれがあります。

公共施設、駅、飲食店などで全面的に禁煙にしたり、分煙したりする動きが広がってきたんだ。

路上での禁煙を定める条例を制定する自治体も増えてきているよ。

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知る権利

知る権利は、国民が国の情報の公開を求める権利です。

国民が政治について正しい判断をしていくためには、国や地方自治体の活動を知る必要があります。

そこで、国や地方自治体が自分たちの活動を広く知らせるべきだという動きが広がって、知る権利が主張されるようになったんだ。

 

知る権利に基づいて「情報公開制度」がつくられました。

この制度で、国や地方自治体がもつ情報を、国民が直接手に入れることができるようになったんだ。

税金は正しく使われているのかな?

こんなことを文書で確認することができるんだ。

プライバシーの権利

プライバシーの権利は、私生活をみだりに公開されない権利です。

プライバシーを勝手に他人に公開されないようにしよう!

私生活の秘密を守るべきだ!

こうした考えに基づいて、プライバシーの権利が主張されるようになったんだ。

 

プライバシーの権利に基づいてつくられてのが「個人情報保護制度」です。

国、地方自治体、企業がもつ自分の情報を見ることができ、情報の訂正や削除を求められるんだ。

インターネットは情報の海です。

そこにはたくさんの情報があふれています。

だけど、知らないうちに自分の電話番号や顔写真が流出していることがあるよ。

インターネット社会と正しく付き合っていくためのマナーが大切だね。

「自分の情報は自分で守る」ようにして、プライバシーを守りましょう。

自己決定権

自己決定権は、個人の事柄を自分の意思で決定できる権利です。

自分の生き方は自分の考えで決める自由を保障するべきだという考えが広がって、自己決定権が主張されるようになったんだ。

髪型、服装、趣味、結婚、医療行為など、自分のスタイルに合わせて自由に決められるんだ。

 

自己決定権には次のようなものがあります。

①インフォームド・コンセント

インフォームド・コンセントは、医師が患者に対して病気について正しい説明をして、患者の同意を得たうえで医療行為を行っていくことなんだ。

医師が一方的に治療の内容を決めるのではなく、患者との合意が必要なんだ。

手術をした後に後遺症が残ること、薬によって副作用があることなど、病気について正しい説明を受けて、しっかり理解したうえで、治療をしていきます。

患者は、医者の説明を聞いたうえで、自分の責任において治療を選択していくんだ。

②臓器提供意思表示カード

もし自分が脳死のような状態になったとき、他人に臓器を提供するかどうかの意思を示すカードのことなんだ。

保険証や運転免許証にも意思表示欄があるよ。

 

脳死は、心臓は動いていても、脳の活動が停止いている状態のことです。

世界には、重い病気によって心臓や肝臓などの臓器の移植を求めている人たちがいます。

もし、自分が脳死状態になったとき、移植のために臓器提供をするかしないか意思を表しておくことは大切です。

新しい人権のまとめ!

新しい人権について理解できましたか?

わたしたちの生活に深く関わっているものが多いですね。

4つの新しい人権をしっかり確認しましょう!

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