【中学歴史】奈良時代の税の種類、租調庸などの特徴について解説!

奈良時代

農民には厳しい厳しい税が課せられました。

税と一言でいっても様々な種類のモノがありました。

テストにも出題される用語が盛りだくさんなので、しっかりと覚えておきたいです。

というわけで!

今回の記事では、奈良時代の税の種類、特徴についてまとめていきます。

税の名前対象者内容
租(そ)水田収穫高の約3%の
調(ちょう)17歳以上の男子絹、糸、特産物
庸(よう)21歳以上の男子労役、または労役の代わりに布
雑徭(ぞうよう)17歳以上の男子年間60日以内の労働
兵役(へいえき)21歳以上の男子(3人に1人の割合)防人、衛士として徴兵
出挙(すいこ)稲などを貸し付けられ、利息を払う

 

奈良時代の税、種類と特徴をまとめる!

奈良時代には、戸籍が作られ

それをもとにし、6歳以上の人々に口分田を与えました。

そこから、税として稲を納めさせました。

その他にも、労働や兵役など様々な税が課せられ

農民たちの苦労は絶えなかったようです。

租とは、与えられた口分田に対して、収穫高の約3%のを納めるというものです。

ここで徴収された税は、地方の財源として活用されました。

調、庸

調とは、17歳以上の男子に課された税であり

糸や絹、地方の特産品などを都まで運んで納めました。

 

庸とは、21歳以上の男子に課された税であり

本来は10日間の労役を課すものであったが

ほとんどの者は労役の代わりに布を納めることで済ませていました。

 

しかし、これら調、庸が大変なのは

自身が都まで運ばなければならず

その間にかかる費用は自己負担だったところです。

マジでキツイっすね…

 

税を納めるために、都までの往復分の労働と費用を負担するなんて…

相当な不満もあったことでしょうね。

雑徭

雑徭とは、17歳以上の男子に課せられた税であり

国司のもとでの年間60日以内の労役をしなければなりませんでした。

 

道路の改修、建物の建設などに従事しました。

また、国司の私用として働かされることもあったようで

ブラック企業ばりの労働搾取ですね(^^;)

兵役

兵役は、21歳以上の男子の中から3人に1人の割合で選ばれ、選ばれたものは兵士として働く義務のことをいいます。

兵士の中には

衛士(えじ)といって都の警備にあたるもの

防人(さきもり)といって北九州北部の警備にあたるものもいました。

 

だけど、これまた農民にとっては厳しいもので…

兵士としての仕事にあたるための移動費用や武器などは自己負担だったようです。

出挙

出挙とは、稲を貸し出し利息をつけて返却させるものです。

 

当初は、稲の不足した農民の手助けに!

ってことが目的だったようですが

段々とその目的を失い、農民は無理やりに稲を貸し付けられ高い利子を払う羽目になっていったようです。

 

中には10割の利息をとる。というものもあったようです…

10割の利息って…

1000円貸してやるから、2000円にして返せよな!

ってことですからね。

マジで辛いですね(^^;)

奈良時代の税まとめ!

奈良時代の税がどれだけ厳しく

そして、農民が困窮していたのかが分かる歌があります。

それは、山上憶良が読んだ「貧窮問答歌」というものです。

 

ボロい服しか着れないし、家は傾いててつぶれそう。

ムチをもった取り立て屋が家に押し掛け

入り口で怒鳴り散らしている。

あぁ、生きるっていうのはこんなにも辛いことなのか…

 

要約するとこんな感じの歌です。

あぁ、ほんと辛かったんだろうなってことが伝わってきます。

そんな当時のイメージも湧いてきたところで

テストに備えて、奈良時代の税の種類について

しっかりと覚えておきましょうね!

税の名前対象者内容
租(そ)水田収穫高の約3%の稲
調(ちょう)17歳以上の男子絹、糸、特産物
庸(よう)21歳以上の男子労役、または労役の代わりに布
雑徭(ぞうよう)17歳以上の男子年間60日以内の労働
兵役(へいえき)21歳以上の男子(3人に1人の割合)防人、衛士として徴兵
出挙(すいこ)稲などを貸し付けられ、利息を払う

 

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