【中学地理】中国の生産責任制によって誕生した万元戸とは??

生産責任制

中国の農業を学習すると、よく目にする言葉ですね。

なんか専門的な言葉で内容がよくわからないな…

責任って、どんな責任?

と感じている人も多いんじゃないかな。

 

そして、この制度によって万元戸(まんげんこ)と呼ばれる農家が誕生します。

これまたわかりにくい言葉だなと思っている人がいるかもしれない。

元というのは、中国の通貨の単位だね。この場合、万元=1万元のことだ。

戸は家のことで、この場合は農家に当たるんだ。

つまり、万元戸とは

1万元の農家ってことになるんだけど

どういうことだ!?

 

というわけで、今回はこの生産責任制と万元戸について、わかりやすく説明することにします。

中国の生産責任制ってなに?

生産責任制は、それまで中国で行われていた人民公社という農業のシステムに変わって、1980年代に新しく取り入れられた制度です。

この生産責任制の導入の結果、中国の農業は大きく変化することになりました。

 

それでは、まず人民公社の説明をしておくよ。

人民公社は、3000~6000戸ぐらいの農家が集まった村という感じで、共同で働いて生産を行うので集団農場とも呼ばれていました。この中には学校や商店、小さな工場もあったんだよ。

 

中国のような社会主義の農業生産は、目標が決められて、それを達成するために共同で働くというシステムです。

実際には20~50戸ぐらいの農家のグループで共同作業をして、みんな同じように働き同じ報酬をもらうという、平等社会が社会主義の理想だったんだね。

 

ところが…

実態としては、多くの人がいるから能力にも差があるし、労働の量や質にも差が出る。

だけど、もらえる報酬はみんな同じ。

そうなってくると、だんだんと生産意欲がなくなってきちゃうよね。

だから、当然の結果として中国全体の農業生産も伸びないわけだ。

 

そこで、何とか農民の生産意欲を向上させようと、考え出したのがこの生産責任制という制度なんです。

この制度では、農家に対して今までと同様に目標、すなわちノルマを課します。

農家はそのノルマを果たす責任があるというわけ。

だから生産責任制という名前となってるわけです。

まぁ、ここまでは人民公社と同じような感じだね。

 

ちがうのはここからだ!

(ここからが重要なポイントです。)

農家はノルマを納めて責任を果たすと、それ以外に自由に作物を作って、自由に売ってもよいことになったんだ。

これで、俺はやるぞ!という感じで、生産意欲がどんどん高まってきた農家が増えていきます。

その結果、温暖な地方では冬も含めて年中野菜を作ったり、鶏を飼育して卵を生産したりと、意欲のある人はどんどん生産を増やして、収入も増えたんだ。

意欲に加えて、気候や土地の条件のちがいとか、大都市のような市場が近くにあるかどうかという条件も加わって、生産量には差が出るので、農民の間で所得の差が大きく拡大したことも変化として表れてきたんだね。

 

結果としては、中国全体の農業生産も大きく伸びて、米や小麦といった主食だけでなく、色々な作物が世界一や世界上位の生産高をあげるようになって、中国は世界一の農業大国になりました。

まさに、生産責任制の大きな効果ということですね。

 

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万元戸の登場

1980年代に始まった生産責任制によって、収入を増やす農家が多く出てきました。

中には年収が1万元を超えるような万元戸と呼ばれる富裕な農家も出現しました。

 

1万元って日本円にすると、15万円ぐらいです。

え、それじゃ…ぜんぜんお金持ちじゃない!

と、思うかもしれませんが、当時の中国での平均年収が400元ぐらいだったことから考えると、すごい年収だったわけだね。

万元戸というのは当時の中国では富裕層の代名詞のような言葉だったんだ。

 

万元戸の農家では、家を建て直したり、テレビや車を買ったりと大きく生活が変化したんだ。

日本では当たり前のことが、当時の中国ではすごいことだったんだ。

 

その後、さらに農業生産はどんどんと伸びていきます。

工業でも同じように生産のシステムが変わったことによって、中国は大きく経済発展をとげて、今では国全体の国民総所得で、日本を抜いてアメリカと争う経済大国になってるんだね。

 

だから、現在では年収1万元は当たり前になってきて、むしろ大都市ではその収入でも厳しいぐらいなんだ。

すなわち、1980年代には富裕層の代名詞だった万元戸という言葉は、今や中国では死語になっています。

 

ただし、条件の厳しい内陸部の農村地帯では貧農層も多く、中国国内の経済格差はとても大きなものになっていることも覚えておいてください。

まとめ!

今回は、中国における生産責任制の導入と、それにともなって誕生した万元戸について説明しました。

 

中国の農業は、この生産責任制が始まったことで大きな変化が起こったのです。

生産意欲が向上したため、色々な作物の生産が増えて、世界一の農業大国になりました。

 

そして、この制度によって、自由に作物を作ったり、売ったりすることもできるようになったため、高収入をあげる裕福な農家も数多く出現したのです。

 

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社会の勉強が苦手だ!

とにかく覚えられない。

参考書を読んでいても頭に入ってこないんだよ!


 

こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

私はめちゃくちゃ社会が苦手なので

こういった悩みにすっごく共感できます(^^;)
 

参考書に載っている用語を覚えなくちゃいけない。

それは理解しているんだけど…

山の名前、国の名前、偉人の名前…

参考書を眺めていても、想像力が働かなくて

ただの文字としてしか頭に入ってきません。
 

これでは、ただの暗記であって

知識にはなっていないのです。
 

にもかかわらず、ほとんどの社会の参考書は

大事なポイントが文字でまとめてあるばかり。

社会が苦手な人にとっては、マジ苦痛ですよねw
 

と、まぁ

参考書を眺めてばかりで

一向に理解が深まらなかった私は

社会の学習を半ば諦めていました。

 

しかし

ちょっと学習する方向性を変えてみました。

すると!

楽しいくらいに理解が深まるようになってきました。

参考書では学ぶことができなかった

深い部分までの理解、そして知識のつながりが

頭の中にすっと入ってくるようになったのです。

 
理解が深まってくると、学ぶ意欲も高まり

どんどんと積極的に社会を学ぶようになりました。

こうなってくると、参考書に書いてあった

今まではただの文字としてしか認識できなかった情報も

サクサクと理解できるようになってきました。

まさに相乗効果!って感じですね(^^)

 
さて!

私は、参考書を解きまくるという学習方法から

新しい学習方法に切り替えたことで結果が出始めたわけですが

その新しい学習方法とは…??

 

社会を聴く!!

 

という学習方法です。

こちらのスタディサプリという学習コンテンツを利用して

社会の授業を聴くことにしました。

スタディサプリとは


 
プロの社会講師が授業をしているので

話が面白い!!

雑学的な感じで、いろんな知識を話してくれるので

どんどんと興味がわいてきて

知識欲が深まってきます。

 
その結果

社会の知識が身についてくるし

社会のことが好きになってきます(^^)


この状態にまでなると

あとは、いろんな参考書を

1人で読んでいても勉強が苦ではありません。

 

  社会が苦手だ…

どうしても覚えられない…

でも、なんとかしないといけない…

そんな悩みを抱えている方がおられましたら

私が社会を好きになるきっかけをくれた

スタディサプリを試してみるといいですよ!
 
今なら14日間の無料体験ができるようですので

まずは、社会を聴く!の効果をお試しください(^^)

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