【中学地理】南アメリカ州の要点まとめ!地形、農業、工業など

南アメリカ州は、南アメリカ大陸の中に全部で12の国があります。

 

その南アメリカ州について

どのような人達が住んでいるか

地形や気候といった自然はどのようになっているか

更には、農業や工業はどうなってんの?

 

様々な疑問は尽きないね!

 

ってことで、今回の記事では

南アメリカ州における、地理の要点をまとめていきます。

 

工業や農業については

主要な生産国をあげて

どのような農産物の生産や輸出が多いのか

どのような工業製品が多いのか

という点まで、深堀りしていくぞ!

しっかり学習していこう!

南アメリカ州は混血大陸

南アメリカ州は、先住民とやってきたヨーロッパ人との間に混血が進んだため、混血大陸と呼ばれています。

 

南アメリカ州には、先住民であるインディオが居住していました。

そこにやってきたのは、ヨーロッパ人

主にスペイン人やポルトガル人でした。

そして、先住民とこれらのヨーロッパ人が混ざり合い

その混血はメスチーソと呼ばれています。

 

現在では、南アメリカ州の約半分の国が

人口の比率でメスチーソが最も多い国になっているんだ。

 

ただ、アンデスの高地が広がるペルーやボリビアでは先住民のインディオの比率が最も高く、温帯の広がる南部のアルゼンチンやウルグアイではヨーロッパ系白人の比率が非常に高くなっています。

 

そして注意してほしい国がブラジルなんだ。

 

ブラジルでは、様々な人種の人たちが暮らしています。

過去には、ブラジル北東部の熱帯海岸地帯を中心に黒人奴隷もやってきました。

さらにはポルトガル人を中心にした白人

数は少なくなってしまいましたが先住民

そして、これら各人種の混血

このようにブラジルには、多くの人種がいて「人種のるつぼ」と呼ばれています。

 

というわけで、まとめてみると

南アメリカ州に多いのが白人と先住民の混血であるメスチーソ。

ペルーやボリビアでは先住民、アルゼンチンやウルグアイでは白人の比率が高い。

ブラジルは人種のるつぼ。

ということになります。

スポンサーリンク

南アメリカ州の自然のまとめ

まず地形から見ていこう。

西側の太平洋岸に長く続いているのがアンデス山脈だ。

北アメリカ州のロッキー山脈と同じく、環太平洋造山帯に属する新しく険しい山脈で、地震も多く発生する地域になっています。

 

このアンデス山脈の東側が南アメリカ州の大部分を占め、古い陸地であるギアナ高地とブラジル高原の間をアマゾン川が流れて広大な盆地を作りました。

アマゾン川は、流域面積が世界一だね。

 

またブラジル高原からは南へ向かってラプラタ川が流れています。

 

次に気候を見ていくよ。

赤道の南側を流れるアマゾン川の周辺には熱帯雨林気候が分布して、文字通り広大な熱帯林が広がっています。

それをはさむように南北両側には、草原地帯のサバナ気候が広がります。

この2つの気候区が熱帯で、南アメリカ州では、熱帯が最も広く分布します。

 

ここで、1つ注意しておくよ。

それは、赤道は南アメリカ大陸のかなり北の方を通っているということだ。

すなわち、南アメリカ大陸は大部分が南半球ということだね。

 

そして、熱帯の南側、ブラジルの南部からアルゼンチンにかけては温帯が分布しています。

 

範囲は狭いけれど、アンデス山脈西側の太平洋側も確認しておこう。

赤道付近の熱帯から南へ進むと、ペルーの沿岸からチリの北部にかけては砂漠を中心にした乾燥帯、その南に地中海性気候、西岸海洋性気候と気候が変わっていくのが南北に細長い国チリの特徴です。

 

赤道付近から緯度が高くなるにつれて、このような気候区の配列になるのは、アフリカからヨーロッパへ続く地域と同じで、大陸の西部に見られる規則的な配列なのです。

 

そして、アンデス山脈の標高の高い高山地域では、気温の年較差の小さい常春のような気候になり高山気候と呼ばれています(実際の気候区分では温帯になります)。

赤道直下にあるエクアドルの首都キトや世界で一番標高の高い所にある首都のボリビアのラパスなどがその例ということになります。

 

というわけで、

南アメリカ州の気候分布は熱帯が一番広い。

その南側東部には温帯も広がる。

太平洋岸は赤道から南へ向かって、熱帯、乾燥帯(ペルーの沿岸は砂漠)、温帯と順番に変化する。

アンデス山脈の高山地域は常春の高山気候。

というまとめになります。

南アメリカ州の農業大国はどこだ?

南アメリカで農業生産の多い国として、まずあげられるのがブラジルです。

 

中でも、コーヒーは世界1位の生産をあげてコーヒー王国と呼ばれています。

コーヒーの大農園はアマゾンの密林を切り開いたのではなく、サバナ気候のブラジル高原に作られています。

 

コーヒー豆は収穫した後にすぐ乾燥させて質を高めます。

そのため、収穫期には乾燥する方がいいので、乾季のあるサバナ気候(一部温帯も含まれる)の方が適しているわけだ。

 

また、サトウキビも世界1位の生産をあげ、砂糖として輸出されるほか、バイオ燃料の原料としても利用され、ブラジルでは自動車の燃料に使われているんだよ!

 

さらに、サバナの草原や熱帯林の一部を畑に変えて、近年は大豆やトウモロコシも世界的な生産をあげ、多く輸出されます。

 

そして、同じく熱帯林の一部は牧場に姿を変え、大規模な牧場経営で牛肉の生産も世界的です。

この牧場の建設はアマゾンの熱帯林破壊の主要な原因とされ、大きな環境問題になっています。

 

もう一つ、アルゼンチンも農業生産の多い国です。

パンパと呼ばれる大草原では、降水量の多い東部ではトウモロコシや大豆、それより降水量が少ない地域では小麦、さらに少なくなると牧草地になって牧場が多くなります。

 

アルゼンチンも大豆やトウモロコシ、そして小麦の輸出が多い国で、牛肉の生産も多く、南アメリカ州ではブラジルに次ぐ農業大国になっています。

 

というわけで

南アメリカ州の農業大国はブラジルとアルゼンチン

ブラジルはコーヒー、サトウキビは世界一

ブラジル、アルゼンチンとも大豆やトウモロコシの生産、輸出は世界的

これをしっかり覚えておこう。

南アメリカ州の工業国はどこだ?

南アメリカ州の国には資源の産出が世界的な国がいくつかあります。

 

チリは銅鉱石が世界1位、ブラジルは鉄鉱石が世界2位で、これらの国から日本も多く輸入しているんだ。

あとは、ベネズエラの石油も有名だね。

 

一方、工業の方は南アメリカ州ではブラジルが最大の工業国になります。

鉄鋼や自動車、さらには航空機の生産も伸ばし、南アメリカ州では最大の工業生産をあげて新興国の一角に数えられるようになり、BRICS(ブリックス)と呼ばれています。

BRICSはブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国の5つの国の英語の頭文字を並べて作った言葉です。

最近よく出てくる言葉なので、これも覚えておこう。

 

というわけで、南アメリカ州で最も工業生産の多い国はブラジルです。

要点まとめ!人種のるつぼブラジルは南アメリカ最大の国

今回の学習で、やはり一番の注目国はブラジルです。

 

多くの人種からなるブラジルは、人口も2億人を超え、面積とともに南アメリカ州で最大。

農業生産、工業生産とも、同じく南アメリカ州最大の国ということになります。

 

南アメリカ州の要点まとめ!

【人種】

南アメリカ州に多いのが白人と先住民の混血であるメスチーソ。

ペルーやボリビアでは先住民、アルゼンチンやウルグアイでは白人の比率が高い。

ブラジルは人種のるつぼ。

【自然】

アマゾン川、アンデス山脈はテストでも問われやすいので、しっかりと覚えておこう!

【気候】

南アメリカ州の気候分布は熱帯が一番広い。

その南側東部には温帯も広がる。

太平洋岸は赤道から南へ向かって、熱帯、乾燥帯(ペルーの沿岸は砂漠)、温帯と順番に変化する。

アンデス山脈の高山地域は常春の高山気候。

【農業】

ブラジルはコーヒー、サトウキビは世界一

ブラジル、アルゼンチンとも大豆やトウモロコシの生産、輸出は世界的

【工業】

チリは銅鉱石が世界1位、ブラジルは鉄鉱石が世界2位、ベネズエラは石油で有名。

ブラジルでは、鉄鋼や自動車、さらには航空機の生産も伸ばし、南アメリカ州では最大の工業生産をあげて新興国の一角に数えられるようになり、BRICS(ブリックス)と呼ばれています。

 

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です