世界には大きく分けて5つの気候区分があります。
熱帯、乾燥帯、温帯、冷帯(亜寒帯)、寒帯
中学社会の地理で得点をアップさせるためには
それぞれの気候の特徴を抑えておく必要があります。
というわけで
今回はそれぞれの気候区分について特徴覚えて
練習問題挑戦してみましょう!
熱帯
赤道付近に広がり、とっても気温が高い地域のことを熱帯といいます。
熱帯には熱帯雨林気候とサバナ気候と呼ばれる2つの気候があります。
熱帯地域の多くは、1年を通して気温が高く、スコールという激しい雨が降る熱帯雨林気候です。
スコールってこんな感じ!
ヤバいねw
そして赤道から少し離れたところでは
雨が多い時期と少ない時期に分かれ、丈の長い草や樹木が生える草原の広がるサバナ気候です。
乾燥帯
乾燥帯は、熱帯付近の中緯度地域や内陸部に広がっています。
基本的に雨がほとんど降りません。
その中でも
夏の間に少しだけ雨が降って、丈の短い草が生える草原が広がるステップ気候
ほどんど雨が降らず、岩や砂の砂漠が広がる砂漠気候があります。
温帯
温帯は冬でも比較的あたたかく、四季があるのが特徴です。
温帯には3つの気候があります。
四季がはっきりしており、季節風の影響により
雨は多め!夏暑い!冬寒い!
といった特徴を持つ温暖湿潤気候
偏西風の影響で、高緯度のわりに冬でも暖かい西岸海洋性気候
夏に乾燥して雨が少なく、冬には雨が多くなる地中海性気候
このように3つの気候があります。
日本の大部分は、温暖湿潤気候ですね!
冷帯(亜寒帯)
冷帯は、冬の寒さが厳しく夏と冬の気温差が大きいのが特徴です。
さきほど、日本の大部分は温帯だと述べましたが
北海道に関しては、冷帯にあたります。
だって、北海道って明らかに寒いもんねw
冷帯にはタイガと呼ばれる針葉樹林が広がっているのも特徴の1つです。
針葉樹林とは、こんな感じでとんがっている木のことだね。
寒帯
寒帯とは、北極や南極付近に広がるめちゃめちゃ寒い地域です。
一年の大半が雪と氷におおわれています。
夏でも気温が低いため、永久凍土と呼ばれる一年中凍った状態の土地があります。
寒帯には以下、2つの気候があります。
夏に地表の雪や氷が溶けて湿原ができるツンドラ気候
1年中、氷と雪に覆われる氷雪気候
練習問題に挑戦!
それでは、それぞれの気候の特徴を覚えるために練習問題に挑戦してみましょう!
次の文が述べている気候帯を答えなさい。
- 冬も比較的暖かく、四季がある。日本の大部分はこれにあたる。
- 一年の大半が雪と氷に覆われる。南極や北極付近の地域
- 冬の寒さが厳しく、タイガと呼ばれる針葉樹林が広がる。
- 雨がほとんど降らず、砂漠や乾燥した草原が広がる。
- 赤道付近の地域、一年中暑く雨が多い。
次の問いに答えなさい。
- 熱帯は、スコールと呼ばれる集中豪雨が起こる(①)気候と雨の多い雨季と少ない乾季がある(②)気候に分けられる。
- 乾燥帯は、丈の短い草が生える草原の広がる(①)気候と砂漠の広がる(②)気候に分けられる。
- 温帯は、季節風の影響を受け夏暑く、冬に寒い(①)気候とヨーロッパ西部などで偏西風の影響を受ける(②)気候、地中海沿岸地域での(③)気候に分けられる。
- 冷帯では、(①)と呼ばれる針葉樹林が広がる。
- 寒帯では、(①)と呼ばれる一年中凍った土地がある。また、夏には雪や氷が少し溶け湿原ができる(②)気候と1年中、雪や氷に覆われる(③)気候に分けられる。
まとめ
お疲れ様でした!
最期にもう一度それぞれの特徴を確認して終わりにしましょう(^^)
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乾燥帯の砂漠気候のところサバナになってます!
直してくださるといいと思います。
全然気が付きませんでした(^^;)
教えてくれてありがとうございました!